プロダクトマネージャーカンファレンス 2024 1日目にオンライン参加しました。
私自身のpmconf参加は今回が初めてとなります。
イベントの概要
公式メッセージからの引用:
世の中に大きなインパクトを与えるプロダクトを作るためには、プロダクトマネジメントの存在が不可欠だと私たちは考えています。
日本においてプロダクトマネジメントがさらに普及・発展するには、企業や組織の壁を超えた情報共有や人材交流が必要です。プロダクトマネージャーカンファレンスは、プロダクトマネジメントに携わる人たちが共に学び、切磋琢磨する場として2016年から回を重ねてきました。
日本から世界を席巻するプロダクトが次々と生まれること願って、プロダクトマネージャーカンファレンスを開催しています。
イベント参加にあたるモチベーション
・プロダクトマネジメントの世界をもっと知りたい。
・及川卓也さんのプロダクトはシステムや物体に捉われず、もっと広範な意義で捉えられるという言葉に「開発支援サービス」もその枠で考えられる(考えたい)と思っている。
・プロダクトマネジメントを理解してプロダクト開発を推進できるようになりたい。
予習
今回初参加にあたりモチベーションがあがった予習教材。
聴講したセッション
参画案件のスクラムイベントの隙間を縫ってのオンライン視聴。
- 継続的にアウトカムを生み出しビジネスにつなげる、戦略と運営に対するタイミーのQUEST(探求)
・2side-marketに置いてもネットワーク効果のあるノーススターメトリクスを立てるのが良い。
・両サイドでフィードバックループを回せる状態を作る。
・戦略的意図でプロダクトの方向性と長期的な目標を示す。
・プロダクトイニシアチブで具体的な行動計画に落とす。 - 4000を超える顧客要望からプロダクトの未来を描いた話
マーケットイン後の顧客要望からのロードマップの描き方
・4000件もの要望から質に転換
└iceboxで要望・課題のマッピング
└課題と業務のマッピング
・要望を抽象化してマッピングし課題として整理
・課題のやるやらを業務と紐づけて整理
⇒ロードマップ化
・ロードマップ作成はQA・デザイナー・エンジニアで実施
└要望確認:毎日15分×半年
└icebox整理:毎日15分
└課題整理・ロードマップ作成:2-3週間程度
⇒開発エンジニアの視野広がった
- プロダクトの爆速開発を支える、「作らない・削る・尖らせる」技術
爆速でつくるためにやらないことを決めるのが大事ということ。
・作らないものを決める
└作らないユースケース決める
⇒フォーカスするほどインパクトを出せる
・作るものを削る
└MVPマインド持つ
⇒小さいサイズならすぐにリリース・改善できる
・作るものをとがらせる
└フィードバックループ回す(質×量)
└量:浅いヒアリング機会を増やす、開発チーム内フィードバック
⇒作らなければ負債を増やさない
⇒作らない、はいつでも判断できるようにする。 - 経験やセンスに頼らずに成果を出すためのチームマネジメント実践ガイド
プロダクトはチームで創る。チームマネジメントには型がある。
PMは以下をを明確にし自立したチームを作る。
・どこを目指し
・何を達成するために
・何をすればいいか - 「合議で決めたいわけではないけれど、集合知で助けてほしい」 推進力の高い自律的プロダクトチームをどう作るか
良い戦略を早く作り、実行強度も上げたい。
一人で考えた戦略では見えない部分がある。
・情報を広く集め、早く決め、徹底的に実行
└個々人のばらばらな意見を見える化し方針を作る⇒集合知
・知恵の終結と納得感が必要
└戦略に対してオーナーシップが持てる状態に。
合議で決めない。集合知。=リーダーシップ。 - よいPM定例はPM組織を強くする ~プロダクトチームを相互に強化し合う場づくり~
PM定例を良い組織やプロダクトを創る場にする。
・課題:時間を使うのであればよいアウトカムを生む場にしたい
└共有の場:アウトカム生まない
└共創の場:一緒に知恵を出し合い相互のアウトカム底上げ
⇒かっちり相談できることを主目的にできる場にする。
・共創の場を作る
└共通の目的を持つ:組織のミッション・課題と定例の目的を紐づける
└共有の省エネ化:共有は必要。低コストで実現し、共創に時間を充てる。
└共議の仕掛け:議論にフレームを作り、背景×動機を見える化。
感想とまとめ
正直実際のセッションを聞くまで、
「自分プロダクトマネージャーじゃないし大丈夫かしら…」という不安がありました。
…が、実際にセッション聞いてどれも楽しい!!どれも刺激的!!
LayerXさんの内容についてはエンジニアとしてのアプローチの余地も充分にある。
見逃し配信されたら見れなったセッションも見たい。
明日は現地参加です。楽しみ。