幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

秦野アジャイル #1 を開催しました

2026年5月2日(土)、秦野アジャイル #1 を開催しました。

初回は、勉強会や登壇イベントではなく、居酒屋でゆるく話す雑談会として実施しました。 
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
開催レポートとして整理します。

イベント概要

秦野で、アジャイルや開発、チームづくりの話をゆるくできる場を始めてみます。
初回は居酒屋での少人数開催です。 秦野出身者として、海老名や小田原も良いけれど、秦野にもこうした場が少しずつ増えていったらうれしいと思い、まずは小さく始めてみることにしました。

引用:

hadanoagile.connpass.com

この言葉の通り、初回は大きな勉強会を目指すのではなく、まずは秦野で開発やチームについて話せる場を開いてみることを大切にしました。

speakerdeck.com

秦野アジャイルについて

なぜ秦野なのか

noteに以前投稿しましたが、改めて整理します。

note.com

自分にとっての秦野

都心に行けば多数のエンジニアのためのイベントがあり、多くの人と出会うことができ、刺激もあります。  
ただ、都心から離れれば離れるほど、そうしたイベントは非日常となります。
今年に入って、日常の延長で開発やチームについて話せる場がもっとあってもよいのではないか、と感じるようになりました。

私は神奈川県秦野市の出身です。
秦野は多くの人々が暮らす場所で、いつか出ていき、そして帰る場所だと思ってきました。
横浜や江の島、鎌倉から遠く、小田原も微妙に遠く、本厚木や海老名、町田に遊びに行く町です。
私も大学卒業後は秦野を離れて、都内で暮らしています。
そうした街がいつかもっと盛り上がれば良いのにと思っていました。そう思い続けて20年ぐらいが経ちました。

都心から離れた場所でも学びの場を

コロナ以降、人の働く場所が、地域に限定されないようになったと思っています。
もしかしたら、自分が大学卒業時にリモートワークがあったら、秦野から出ていかなかった可能性もあると思っています。

自分がエンジニアのためのイベントに参加するようになったのは40歳を越えてからです。
そうしたなかで、自分のコンテキストを離れた人たちと交流することの重要性を学びました。
そうした場所が、都心から離れれば離れるほど得づらくなるのではないかと思っています。

そう思うと、もし私が地元を離れず40歳を越えていたら、いつまでもエンジニアの世界の深さと広さ、そして楽しさを知らないままだったかも知れないとも思いました。
だからこそ、海老名でも本厚木でも小田原でも伊勢原でもなく、秦野でコミュニティを立ち上げたいと思うようになりました。

なぜアジャイルなのか

私は渋谷アジャイルでのコミュニケーションによって多くのことを学びました。

shibuyagile.connpass.com

そして、渋谷は私が大学生の頃に通っていた街でもあります。
だからこそ、秦野にアジャイルを持ってきたかったという理由があります。

また、秦野.devにしなかったのは、アジャイルに拘りたいという想いがありました。
最近、かつて秦野周辺でもエンジニアコミュニティがあったことを知りました。

数回しか開催されなかったようで、運営が難しかったのではないかと想像しています。
だからこそ、アジャイルで進めていくことに意義を感じています。
私がアジャイルが好きだからこそ、そして、都心から離れているからこそ、アジャイルを名乗りたいと思いました。
アジャイルを都心から離れていても日常的に会話できるようにしたいです。
能動的に価値を実現するためには何ができるかを取り組みたい。
そして、そうした想いを持つことは、奈良アジャイルに大きく勇気づけられています。

naragile.connpass.com

今回開催までに何人もの人に、なんで秦野なのかを聞かれました。
私が秦野市出身のエンジニアだから、というのが答えになります。
私がやるから、横浜でも、湘南・鎌倉でも、小田原でもなく、秦野アジャイルである理由があります。
何より、今まで何もしなかった自分を変えたいという想いが一番なのかも知れません。

初回イベントについて

今回は、LTや発表を用意する形式ではなく、参加者同士で食事をしながら話す形式にしました。
会場は、秦野にある「居酒屋ささ」でした。

なぜ、LT会などにしなかったかというと、本当に人が参加してくれるか見えなかったからでした。
会議室などを借りるには、秦野という土地はそれだけ実現性が見えていませんでした。

今回、結果として私以外に5名の方にご参加いただき、とても嬉しかったです。

当日話したこと

当日は、決まったアジェンダがあった訳ではなく、雑談ベースで進行しました。  
地域コミュニティについて、企業でのアジャイルについて、開発というテーマの広域性について、アウトプットとフィードバックの重要性、などなど。
特に印象に残っているテーマは、「なぜアジャイルが好きなのか」でした。

かつて読んだ『アジャイルサムライ』の世界へのあこがれや、ウォーターフォール前提だったなかでのMVPの重要性に対する体験であったり、機能チームから事業を見据えたチームへの変化などなど、皆それぞれの価値観を共有しました。

「秦野」という場所についても、参加者それぞれが自分たちの背景があることが確認できて興味深かったです。
今まで交流してきた方にも、新しい一面が見えて、テーマを持って話すことに新しい学びを得ました。

イベントふりかえり

Y:やったこと

  • 継続的なコミュニティ宣伝。
    • 今回よかったのは、継続的に発信していたことです。
      アウトプットカンファレンスやFORTEさんのポッドキャストなどで話していたからこそ、来てくださった方がいました。
      改めて、コミュニティはイベント当日だけでなく、日々の発信によって少しずつ形になっていくものだと感じました。
  • 人が集まらなくても柔軟に対応できる居酒屋雑談会という形態で開催。
  • お店の1週間前予約。
    • 当日人数で座席が狭くなったため急遽店舗変更。
    • できるだけ地域のお店であることを大事に。

W:わかったこと

  • 秦野に人が来てくれる。
    • 最初は秦野周辺の人が来てくれたらと思っていました
    • ただ、遠方からでも秦野にゆかりがある方が参加してくれました。
    • 渋谷アジャイルも、渋谷に住んでいる人だけのためのものではないことに、改めて気づきました。
  • 秦野を楽しんでくれる人がいる。
    • 今回のイデーさんのツイートは大きな気づきになりました。

    • 今後も土日開催でいくので、秦野のおすすめスポットを事前に案内すると良いのかも知れない。
      • 蛍の頃が良いなと思いつつ…
  • 意外な方からのフィードバックもいただくことができる。

  • 居酒屋開催だと私が嬉しくてついつい飲み過ぎてしまう。反省。

T:次やること

  • 継続的開催
    • 今回、秦野でもエンジニアイベントが開けることが分かりました。
      だからこそ、もっと色々試しながら、息の長いコミュニティにしていきたいです。
    • 今後、LT + OST形式にスライドしていきたい。
  • 継続的発信
    • 神奈川県西部の人たちにもっと届くように発信していきたい。
  • イベントに閉じない計画
    • イデーさんのように秦野を楽しんでくれる方が増えるように企画したい。
    • PHPカンファレンス小田原の体験を活かしたい。

記録

秦野でエンジニアのためのイベントが開催されたことの記録まとめとなります。
ご参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

posfie.com

note.com

おわりに

秦野アジャイル #1 にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
まだ何者でもない場に足を運んでいただけたことで、秦野アジャイルは最初の一歩を踏み出すことができました。
最初は本当に人が来ない可能性の方を大きく考えていたため、エンジニアのためのイベントとして開催できたことが嬉しすぎました。

そして、40歳を過ぎて勉強会に顔を出し始めた人間でも、秦野という場所でイベントを開催できました。
この結果が、自分のやりたいことに二の足を踏んでいる人の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

秦野でも、アジャイルやチーム開発について話せる。  
神奈川西部でも、開発に関わる人がゆるくつながれる。
そんな場を、これから少しずつ育てていきます。

最初から大きく構えすぎず、小さく始めて、ふりかえりながら少しずつ形を変えていく。
その意味でも、秦野アジャイルはアジャイルに育てていきたいと思っています。