幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

技術書典20からの学び

技術書典20が終わりました。
私の本を手に取っていただいた皆さまありがとうございました。
3度目の技術書典でのブース出展でしたが、今回も大きな学びを得ました。

今回は、前回と比べると頒布数としては難しい結果でした。
一方で、自分の本をどう届けるのか、そして数に向き合いながらも何を大切に書き続けるのかを考える機会になりました。

この記事では、技術書典20の結果と、オンライン頒布を通して得た学びを整理します。

技術書典について

技術書典は、新しい技術に出会えるお祭りです。技術書を中心とした様々な本を頒布する同人誌即売会です。 エンジニア・デザイナー・研究者・学生が、自分の知見を「本」という形で共有する場となっています。

引用:

techbookfest.org

オフラインからの学びについて

オフラインからの学びは以前記事にしていました。
今回はオンラインを通した学びを整理します。

hiliteeternal.hatenablog.com

頒布の結果について

技術書典の期間中で計61冊を手に取っていただくことができました。
改めまして、お手に取っていただいた皆さまありがとうございました。

結果詳細

技術書典20
・AIという名の伏線回収 - 極私的インターネット体験
オフライン:21冊
オンライン:9冊

・作る前に使われ方を考える 極私的プロダクト思考
オフライン:18冊
オンライン:1冊(すべて電子版)

・サイロを嫌う 極私的DevOps観
オフライン:7冊
オンライン:5冊(内電子版1冊)


技術書典19

・作る前に使われ方を考える 極私的プロダクト思考
オフライン:46冊(内電子版3冊)
オンライン:34冊(内電子版6冊)

・サイロを嫌う 極私的DevOps観
オフライン:17冊(内電子版1冊)
オンライン:3冊(すべて電子版)


技術書典18

・サイロを嫌う 極私的DevOps観
オフライン:21冊(内電子版2冊)
オンライン:14冊(内電子版7冊)

学び

販売数について

前回、100冊だったところ、39冊減った形となります。
今回、これは以下2点が大きかったと思っています。

  • 前回は近くのブースの方との相乗効果で認知いただけたラッキーが大きかった。
  • 今回の新刊のタイトル『AIという名の伏線回収』は今までの書籍のなかでも一番分かりづらく、かつ、AIの海に溺れてしまった。

結果、現在の自分相応の結果だったのでは、ということが大きな学びとなります。
たとえ、自分にとって大きな価値を持っていようと、それが相手に伝わらなければ意味がない。
そうした意味で言えば、マーケティングを学ぶべきなのかも知れないと思いました。

ただし、これは単に売れる言葉に寄せればよい、という話でもないと思っています。
自分が書きたいもの、自分が届けたい価値を大切にしながら、それが届く形に整える。
その両方が必要なのだと感じました。

結局はやってみないと分からない。今回も大きな学びを得ました。

販売の流れについて

フクイさんにnoteで感想記事を書いていただいた後、『サイロを嫌う』にも手に取っていただく流れがありました。

note.com

自分の発信だけでは届かなかった人に、第三者の感想を通して届くことがある。
そのことを実感できたのは、今回のオンライン頒布で特に嬉しかったことでした。

また、逆にオフラインで好調だった『作る前に使われ方を考える』は1冊にとどまりました。
ここは要因がまったく見えませんでした。難しいです。

そして、今回も期間中は毎日宣伝をしました。ただ、効果が見えないのが歯がゆいです。
自分が作った一冊をひとりでも多くの方に知って欲しいという動機で続けました。
ここでも、マーケティングを学んだ方が良いのかも知れません。

まとめ

今回、頒布結果という数だけで見れば難しい回でした。
ただ、その難しさからも大きな学びを得ることができました。

数は見えやすい短期的な指標です。
もちろん、手に取っていただける数を増やすために、伝え方や届け方はもっと学んでいきたいです。
一方で、数だけに左右されず、自分がなぜこの本を書いたのか、何を届けたいのかという芯も大切にしたいと思いました。

今後、文学フリマ、技術書同人誌博覧会とオフラインイベントが続きます。
今回得た学びを活かしつつ、また新しい学びを得てきます。

今回本を手に取っていただいた皆さま、ありがとうございました。
私の本が、何かの気づきにつながればとても嬉しいです。
そして、技術書典の運営の皆さまもありがとうございました。
また参加したいです。