幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

『人類が滅んでも使えるORM ①: ORM前史』を読んで ~ 体験の伴う歴史の学習

読書メモ。2026年21冊目。(2026/4/23記載)
『人類が滅んでも使えるORM ①: ORM前史』を読んだ学びをまとめます。

本の概要

『人類が滅んでも使えるORM』は、ORMの歴史・課題・コンポーネントの整理から、最終的にはORMを自作するところまでを目指すシリーズです。
第一冊目の本書では、ORMが成立するまでの歴史的経緯を、1890年ごろから振り返っています。アメリカの産業史や国勢調査、楔形文字など人文的な資料も織り交ぜながら、Embedded SQLとODBC/CLIという2つの技術について調査して書いており、歴史系の読み物として楽しんでいただけます。

引用:

techbookfest.org

動機

  • 著者のツイートが面白いと以前から思っていた。
  • 前回の技書博に出されていた作品を買い逃してしまい少し後悔をしていた。
  • 今回の新刊を楽しみにしていました。

感想

私がORMを意識したのはJavaでのアプリケーション開発でした。
その前はJDBCでSQLを文字列で書いて、SQLを呼び出していたところを、Javaの構造体でデータを定義し、そのままオブジェクトでレコードを扱えることを面白く思ったことを覚えています。
ただ、その背景にある技術的背景は知らなかったため、本書をとても興味深く読みました。
そしてそれは著者が言う「解決した問題を扱う」ことであると理解しました。
体験を伴って技術的な歴史を追う面白さをはじめて体験したかもしれません。
続刊も楽しみです。