読書メモ。2026年19冊目。(2026/4/17記載)
『カンファレンスのはじめ方』を読んだ学びをまとめます。
本の概要
「カンファレンス運営って興味あるけど、やり方が分からない」
そういったお悩みをお持ちの方へ向けて、カンファレンス運営についての本を書きました!SRE Kaigi 実行委員長のしょっさん(@syossan27)が、当日スタッフ・コアスタッフの経験無しでカンファレンス運営を始めた時に欲しかった知識を詰め込みました。
ぜひカンファレンス運営に興味がある方は、お手に取ってみてください!
引用:
動機
- SRE Kaigiには2度参加し、どちらもとても充実した時間を過ごすことができました。
- いつか自分もカンファレンス運営に携わってみたい。
- そうした中で、SRE Kaigi 主催のしょっさんがカンファレンス運営の本を出されると知り、とても楽しみにしていました。
感想
カンファレンスの構想を練るところから、開催後にやることまでを丁寧に整理された一冊でした。
いつも参加しているカンファレンスが、こうした積み重ねのうえで実現されているのだと知ることができました。
必要となる額の大きさや、関係する人たちの多さに、改めてカンファレンスが大きなイベントであることを学びました。
そのうえで、本書では丁寧な言語化のうえに、折々の判断における熱量の重要性を改めて学ぶことができました。
SRE Kaigiという場所が独自の魅力を持っていることが、主催のしょっさんの熱量によるものと改めて気づきました。
そうした熱量は、カンファレンスの実現だけではなく、コミュニティや勉強会にも通じるものだと感じました。
カンファレンス実現までの丁寧なステップが整理されているだけでなく、それを支える熱量の保ち方まで示されていて、学びの多い一冊でした。
そして、随所で他のカンファレンスなどの催しに対するリスペクトも感じる記載が好きでした。
自分がはじめて技術書典に出展した際に、しょっさんの戦利品ツイートに私の書籍が載っていて本当に嬉しかったことを覚えています。
こうした方が手に取ってくださったんだと、改めて嬉しくなりました。
来年のSRE Kaigiも今から楽しみです。
忘れたくないメモ
何故やりたいのか
カンファレンスに関わるのが自分だけならいいですが、開催には必ず自分以外の方の力を借りる必要があります。スタッフへタスクをお任せする際の判断軸として、ここでの決めごとが機能してきます。
同人誌であったり、登壇、コミュニティについて、自分でももう一度見直したいと思っていた内容でした。
「何故やりたいか」が強ければ強いほど、偶有的な複雑性に振り回されず済むイメージが持てました。
「我々はなぜここにいるのか」を大事にしたいです。
できることを前提にしない
まずは突拍子もないやりたいことを考えてみる。その後、現実とすり合わせていくことで実現させていくわけです。カンファレンスをやる側にとっても1年に一回の貴重なチャレンジの機会です。無理だろうなぁで終わらせるのではなく、実現への道を検索してやってみませんか?
できることを前提にすることで、本来やりたかったこと/できたことを、知らないうちに失っているイメージが持てました。
すこし現実から離れて案を出す癖をつけたいです。
目の前のドアをとりあえずノックする
カンファレンスはあなたがやりたいことをやるべき場なので、普通はこういったことをしていないからやめておこうだとか、もしかしたら失敗するかも、なんて些末な考えは一旦横に置きましょう。大事なのはあなたがどうしたいかです。やる前から諦めるのはとても勿体ないので、目の前のドアをとりあえずノックするところから始めてみましょう。やってみないと結果は分かりません。
とても素敵な表現でした。
ドアの先を考えて終わらせない。ドアがあることに気づいて終わらせない。ドアを叩くところまでやってみることの重要性を改めて学びました。
ドアを叩くことでフィードバックが生まれ、そこから得られるものが大きいのだとイメージが持てました。
やりたい気持ちを優先する
判断に迷ったときはやりたい気持ちを優先しましょう。(中略)他者におもねりすぎて、自分の気持ちが一つも入っていないカンファレンスになってしまうと厳しい状況になった時に「もうやめよう」と心が折れてしまう要因になるでしょう。このカンファレンスは自分が実現したいものが詰まっている、という方が思い入れも一層強くなりますし、土壇場で踏ん張れるきっかけにもなります。心持ちの話ではありますが、自分のやりたい気持ちに従ったほうが結果として良いカンファレンスにはなるんじゃないかなと思います。
自分がやろうとしているコミュニティ活動に照らして、改めてやりたい気持ちを大事にしたいと思いました。
内発的な動機がなければ、いざという時に一歩を踏み出しにくくなる。
そのためにも、何故やりたいかを定期的に確認しながら、進めていきたいと学びました。
いつかやってみたいカンファレンス
この本を読みながら改めてやりたいカンファレンスを想像していました。
できることを前提にせず、とりあえずやりたい気持ちだけをまず整理します。
大多摩.dev
多摩.devの特別版でやりたい。
多摩.devの拡張版。多摩地域の個人店の方たちに協力をお願いしたい。
ブースにくさびやさんや、ハグジードーナツさんとやりたい。
多摩川グッズの方たちにノベルティ作って欲しい。
Steve Aokiさんに多摩を味わうワークショップやってほしい。
子育てエンジニアリングSummit
子育てエンジニアリングMeetupの特別版でやりたい。
https://kosodate-engineering.connpass.com/
託児所を用意した、キーノートとセッション、OSTのようなカンファレンスをやりたい。
キーノートはてぃ先生呼びたい。
セッションは子育てに苦しみながら、学びを得ているエンジニアの方たちに登壇して欲しい。
そして、色々な人たちと気兼ねなく語り合いたい。
地域コミュニティ集合会
いろいろな地域コミュニティが集まった特別版があったら良いのになと思っています。
今できたばかりのコミュニティが1年後ぐらいに集合して、それぞれの良いとこを合体させたような催しができたら素敵だなと思っています。
ハイコンテキスト過ぎるけど、お互いバトンを渡して一周できるようなイベントだと素敵なのかもしれない。