読書メモ。2026年12冊目。(2026/4/6記載)
赤川さんの本を楽しみにしていました。
評価時期ということもあり、もっとエンジニアとしての全体像をつかんでおきたく手に取りました。
『ITエンジニアの転職学』を読んだ学びをまとめます。
本の概要
★「ITエンジニア転職」専門エージェントが書いた「完全攻略本」★
「3年ごとに転職すれば年収が上がる」って本当ですか?
「転職して後悔」しないためにはどうすればいいですか?
「言いづらいお見送り理由」を隠さず教えてもらえませんか?
「年収の壁(600万円、800万円、1000万円)」を突破するための具体的戦略は?
「採用担当に刺さる職務経歴書」ってどうやって書けばいいんですか?……「ITエンジニア転職」専門エージェントである著者がこんな疑問に答えます。
本書を読むと、以下のことがわかります。
・ITエンジニア2万人の、リアルな年収・キャリアデータ
・「キャリアパス・能力レベル」と年収との関係性
・業態別、年代別のキャリア戦略
・「カジュアル面談」など、ITエンジニア転職特有の進め方や対処法
・職務経歴書の書き方の具体例
・職種別の「面接でよく聞かれる質問」
・給与や条件面の交渉の仕方人材流動性が高く、技術やビジネストレンドの激しい変化にさらされるITエンジニアの転職は、一般的な「転職論」「キャリア常識」が通用しません。
本書では、「ITエンジニア転職」専門エージェントであり、キャリア面談のプロでもある著者が、「ITエンジニアの転職」を語りつくします。
「求職者側と企業側の情報格差を少しでも減らし、多くの人に納得のいくキャリアを歩んでほしい。」
そんな著者の想いとともに、奥深いITエンジニアのキャリアの世界に踏み込みましょう。
引用:
動機
- 赤川さんと以前お話させて頂き、外からの視点の重要性を知った。
- いつかまた会話の機会を頂けたらと思っているうちに書籍販売のお知らせが。
- 評価時期もありもっとエンジニアとしての世界を知っておきたく読みました。
本書からの学び
エンジニアのキャリアの捉え方に改めて学ぶことができました。
最近、私だけの思考で考えると偏りが発生すると思っており、志向の異なるメンバーと接する上で、より広い視点を持ちたいと思っていました。
そうした意味でも、赤川さんの年収を起点にしたエンジニアのキャリアに対する捉え方はとても参考になりました。
現在、20代、30代のメンバーを観ているため、それぞれの観点でもどう接するかを改めて整理することができました。
また、自分自身がどう成長していきたいかも改めて考えることができました。
以前赤川さんとお話した際、はじめてエンジニア側まで来て考えてくださるような印象を持ちました。
その時の転職自体はうまくいきませんでしたが、今でも感謝しています。
この本を読んで改めてお話を聞いてくださって良かったと思いました。
またお話しできる機会を楽しみにしています。
忘れたくないメモ
特に自分にとって大きな学びになった内容を書き留めます。
専門職種の統合
上級職種も、ピープルマネジメント以外の専門職種が統合された結果といえるでしょう。
以上から私たちは次の点を意識しておく必要があります。
1 新しい職種の登場は、一時的なプラクティスの探索段階として捉えるべき
2 技術の成熟に伴い、自然と近隣職種との融合が進む
3 純粋な技術スペシャリストとして残れるのは、ごく一部である
スペシャリスト志向の方にとって、技術変化の渦中に飛び込み、不確実性の高い領域に挑戦することは面白くてやりがいがある仕事でしょう。しかし、その技術領域が成熟する数年後には、より広い文脈での価値創造が求められることを意識しておく必要があります。特定領域のスペシャリストだけであり続けることは、簡単なことではありません
自分が20代の頃から、スペシャリスト、ゼネラリストという切り分けはあったものの、長期的な目線で解釈できていなかったことに気がつきました。
個別具体的な役割や手段ではなく、より長期的な目線で技術を捉える必要があることに改めて気がつきました。
受託開発のキャリア
よくある転職理由
よく聞かれるのは、現在の働き方への不満です。
担当業務が限定的で、自身のキャリアパスが狭まってしまう。
クライアントの要望に応えることが中心となり、自分たちでプロダクトを育てる経験ができないことに、物足りなさを感じる。
プロジェクトごとにチームが解散するため、せっかく得た知識や経験を次の仕事に活かせないことに課題を感じる
書いてあることがその通りと思いつつ、どうしてもそうではない働き方を考えたいと思ってしまいます。
結局、顧客が欲しいものは手段ではなく、価値と考えると、そのアプローチにオーナーシップを持てれば、受託開発のキャリアが変わるのではないかと想像しています。
ただ、それを事業として実現できるのかが気になっています。
改めて大きな課題と感じています。
30代のキャリア
周りの声を聞き、比較する
仕事における強みや弱みは、周囲との比較やフィードバックによってはっきりしてきます。積極的に他者からフィードバックをもらいましょう。
また、社外の声は、自分の社内評価の偏りに気づくきっかけになります。 信頼できるコミュニティや勉強会などで他者の視点を取り入れることで、客観性が高まります。
改めて、自分の環境を広げていくことの重要性を感じました。
自分のチーム、組織、企業を超えてフィードバックを得ることで、自身のコンテキストに依存しない成長が遂げられると思います。
だからこそ、外のコミュニティが重要になると理解しました。
シニア(意義追求段階)の場合
自分を後回しにできるほどの大きなテーマはあるか?
キャリアの後期になってくると、自身の役割や肩書を超えてでも成し遂げたいと思えるテーマを求める方が現れます。こうしたテーマに出会えると、これまで点々としていた人生経験が突如線でつながったような、人生の伏線を回収しているような感覚になります。自分のキャリアよりも、事業やミッション、 ときにはこの社長を立てたいといった気持ちもまた一つのテーマです。うまくいくなんて保証はどこにもないし、もしかしたら裏切られるかもしれない、それでも後悔はないと思えるか。筆者としては、こうしたテーマに出会い、没頭し、思うがままに能力を発揮して自己実現している方が一人でも増えてほしいと願っています。
今の自分のステージだと理解しました。
正直、金銭面だけで言えば、娘が自律するまで平穏な家庭が維持できれば良いです。
そのうえで、より自分の周囲がいきいきとできる状態を作るには、という想いが強くなりました。
ただ、そうした意味でも年収は重要な要素になるとも思っています。
参考
今回、他にも赤川さんのゲストで出られたYoutubeやPodcastも良かったです。