来週4/11(土)から技術書典20が始まります。
私も3冊目となる技術同人誌『AIという名の伏線回収』を頒布します。

技術書典について
技術書典は、新しい技術に出会えるお祭りです。技術書を中心とした様々な本を頒布する同人誌即売会です。 エンジニア・デザイナー・研究者・学生が、自分の知見を「本」という形で共有する場となっています。
引用:
私は技術書典16から参加し、技術書典18からは自分の書いた同人誌を頒布しています。
毎回新しい発見と情熱をいただく、他にはないイベントです。
今回頒布する書籍について
新刊と旧刊2冊を持っていきます。
新刊はA5判・34ページ、旧刊は2冊ともA5判・24ページです。
土日の空き時間に一気に読める分量だと思っています。
新刊『AIという名の伏線回収 極私的インターネット体験』について
概要
本書は、AIを「突然現れた新しいもの」としてではなく、1990年代末から続くインターネットとデジタル化の延長線上にあるものとして捉え直す、技術エッセイです。
1999年頃のインターネット接続、携帯電話やPHS、掲示板やチャット、ICQのようなコミュニケーション。カセットテープから配信サービスへ、レンタルビデオから動画配信へ、紙や物理メディア中心だった情報との付き合い方が、どのように変化してきたのか。そうした個人的な体験と時代の変化をたどりながら、「いま私たちがAIと呼んでいるもの」がどのような流れの中に位置づくのかを考えます。
本書の主題は、単なる懐古ではありません。
インターネットは、時間や場所、物理的な制約を少しずつ外し、私たちの生活を拡張してきました。そしてAIもまた、別のかたちで私たちの思考や創作、仕事の進め方を拡張しつつあります。本書では、音楽・映像・本・写真・コミュニケーションといった身近な題材を通して、その「伏線」をたどり、AI時代を相対化して見つめます。
技術の進化をスペックや機能で語る本ではなく、技術が人の暮らしや感覚に何をもたらしたのかを、自身の記憶と経験から描いた一冊です。インターネット黎明期を知る方には記憶をたどる読書体験として、AI時代から技術に触れ始めた方には過去から現在への連続性を捉える視点として、読んでいただける内容を目指しました。
きっかけ
AIに対する既視感をずっと言語化したいと考えていました。
また、昨年noteに書いたインターネット体験をもっと構造化したいとも考えていました。
今回もn=1の書籍で、勝手に極私的シリーズとしています。
AI書のなかでも恐らく異色なものになると思っています。
ぜひ、お手に取っていただけますと嬉しいです。
読めば得られること
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AIを“突然現れた異物”ではなく、インターネット以後の延長線として捉え直せます。
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技術が人の制約をどう外してきたかを、個人の体験をもとに理解できます。
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AI時代に本当に問われるのは、“何をしたいのか”という自分の意志だと気づけます。
こんな人に読んでほしい
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AIをどう受け止めればよいか整理したい人
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1990年代後半〜2000年代のネット文化に触れてきた人
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技術によって広がった人生や生活の変化を振り返りたい人
旧刊『作る前に使われ方を考える 極私的プロダクト思考』
概要
作ることは目的ではなく、アウトカム(行動・価値の変化)を実現するための手段です。
使われ方を無視して手段先行で作ると、不要な実装が増え、継続的な成長が阻害されます。
本書は、この「使われ方」を深く掘り下げ、作る人自身が主体的に考えることの重要性を整理した一冊となります。
作る前に使われ方を想定し、意味のあるものだけを作る選択をすることで、作り手の経験は学びに変わり、承認や自己実現の欲求が満たされていくと考えています。
本書はエンジニアリングへのオーナーシップを取り戻すために辿り着いた「作る前に使われ方を考える」という極私的なプロダクト思考を主題とした技術同人誌です。
旧刊であとからこうすればよかったと思った、参考書籍欄も今回は追加しています。
読めば得られること
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作ることを立体的に捉えることができる
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作る先にある世界にわくわくできる
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作ることにオーナーシップを獲得できる
こんな人に読んでほしい
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やらされ作業に辟易している方
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作ることに燃え尽きがちな方
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作る役割からの越境を実現したい方
旧刊『サイロを嫌う 極私的DevOps観』
概要
本書は、DevOpsの理念を手がかりに、現場に潜む「分断」(サイロ)をどう解消していくかを、極私的な視点から考察した一冊です。
著者は、長年受託開発の現場に身を置き、契約という有期的な関係や工程ごとに細分化された作業に縛られ、仕事にどこか違和感を抱いてきました。
しかし、DevOpsの考え方――とりわけ「共通の価値に向けてサイロを壊し、協力し合う」という本質に触れたことで、そのモヤモヤの正体を言語化できるようになりました。
本書では、著者自身の経験に基づく具体的な「分断」の事例と、それを乗り越えるための気づきをまとめています。
読めば得られること
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フィードバックが巡るチーム設計のためのヒント
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契約/役割の壁を超える視点
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「DevOps=全部やる人」という誤解からの脱出
こんな人に読んでほしい
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SESや受託で“分断”に悩むエンジニア
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DevOpsに興味はあるが現場感を掴みたい方
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PM/リーダーとしてチームに壁を感じている方
オフライン当日
4月12日(日) 池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)にてオフライン開催もあります。
入場券はこちらから!
ただいま取得できる #技術書典 20の入場券(無料)は「昼から参加(12:00以降)」「午後から参加(13:00以降)」「ゆっくり参加(14:00以降)」の3枠です。入場券は技術書典公式サイトで購入できますが、「朝から参加(11:00以降)」の枠は既に発券終了となっています⚠️https://t.co/hT6Afd53E9 pic.twitter.com/n874j6sj0Z
— 技術書典 公式アカウント (@techbookfest) 2026年4月5日
私はく05のブースに、休憩時間以外はほぼ終日いる予定です。

今回も6歳の娘がブースに立って手伝ってくれる予定です。
お越しいただけたらとても嬉しいです。
当日会場に来られない方や、まずは電子版で読みたい方は、オンライン会場からもご購入いただけます。
会場・オンラインを問わず、どこかで手に取っていただけたら嬉しいです。