幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

渋谷アジャイル@スタートアップ#15 に参加しました

渋谷アジャイル@スタートアップ#15に参加しました。
イベントに参加した感想をまとめます。

イベントの概要

渋谷アジャイルは、スタートアップでアジャイルを試行錯誤している人たちが各々の関心を持ち寄り対話・議論する実践型のコミュニティです。毎月第2水曜日にミートアップを開催しています。

会はOST(全員参加型コンテンツ: 後述)を軸に進行しており、スタートアップのリアルな現場からアジャイルコミュニティを盛り上げることを目指しています。

スタートアップは不確実なものを取り扱う性質上、アジャイルとの親和性は高いと考えられます。しかし現実には、チームや会社、事業の状況が目まぐるしく変わるスタートアップならではの悩みも多く見られます。

  • チームが拡大しているが、カウボーイ開発からチーム開発に切り替えられていない
  • チームがアジャイルを学んでおらず、開発プロセスがないことをアジャイルと呼称している
  • 学んできたプラクティスを、チームの状況を考慮せずにそのまま適用してしまっている
  • 社内のステークホルダーと健全な対話ができておらず、PMや営業との対立構造に陥ってしまっている

渋谷アジャイルは、スタートアップに身を置く参加者それぞれが抱えるそんな課題や悩みにフォーカスを当てていきます。

引用:

shibuyagile.connpass.com

イベント参加の背景

  • #10,#14の参加を通した発見と学びが多かった。
  • アジャイル開発を行っているが自分の領域を抜けられていない。
  • それより何より今アジャイル開発について相談したいことがある。

会場

システムコーチングの勉強会参加以来のグロースエクスパートナーズ株式会社様でした。

www.gxp-group.co.jp

オープニングセッション:ふりかえり言語化の難しさ

speakerdeck.com

メモ

本日のゴール:言語化の難しさを認識して自分自身と向き合う

ふりかえり時に議論がぶつかるときもある。
コミュニケーションとは?対話、意思。
自覚:言葉の定義ずれ、情報の選別と省略、論理的構造の欠如
無自覚:言葉と感情の矛盾、非言語情報の誤読、話すスピードとトーン。
自覚と無自覚の境界にも、思い込みなどがある。
自覚と無自覚に耳を傾ける必要がある。

3つの現実レベルとふりかえり。
コンセンサスリアリティ:客観的事実
ドリームボディレベル:個人の感情
エッセンスレベル:個人の深いアイデンティティ
3つの現実レベルを意識してコミュニケーションを取ることが重要。

非言語情報のキャッチアップの仕方。
グラフィックレコーディング:成果物は絵。
グラフィックファシリテーション:成果物は場づくり。

コミュニケーションとしての会計。
エグゼクティブ層やプロダクトオーナーとどのように会話をするか。
バランスシート、損益計算書キャッシュフロー計算書。

場ができた後の難しさ。
実現したいこと:ミッション、ビジョン、バリュー
仲間探し:チーム、役割
ワーキングアグリーメント:チーム形成と継続的な提供

自分たちのチームの周りにはいろいろなものがある。
自分たちのチームができあがっていく、エコーチェンバーが起こる。
外の空気を取り入れる。苦手な人を近くに置くことも重要。
自分が何で苦手なのかを考えることもできる。

健全な思考を保つために。
感情と言葉を可視化。中立でいるか自問。受け入れる姿勢を持つ。
時間を置いてフィードバック。休息。

感想

ふりかえりにおいて言葉の先にある認識を揃えることが重要と改めて学びました。
そのうえで、コミュニケーションとしての会計という話からは、相手の言葉を理解することの重要性を学ぶことができました。
計以外にも特有の言語を学ぶことで、プロダクトを色々な角度で健全な成長を導けるのではと思いました。
また、苦手な人を身近に置くことは発見でした。無意識の反応に学びがありそうです。
何より自分自身をニュートラルに保つために健全性が重要であることを学びました。

OST

OSTの説明

speakerdeck.com

1回目:チーム内でも視野を広げてくれないメンバーとの向き合い方

自発性の見えないメンバーにどう向き合うかの議論。
期待値と成長・成果のずれのジレンマに、本当に相手を理解できているかを試行錯誤してくことが重要と学びを得ました。
どうやって自分の思い込みを軽減して、相手と向き合えるか。。
相手の状況を知り、相手にとっての自分を知り、自己開示し、未来のことを聞く。
学びの多い時間でした。改めてメンバーたちと向き合いたい。

2回目:短納期、PO多忙、チーム解散確定!スクラムやる?

今まさに私が頭を抱える内容でした。ご参加頂いた皆さまありがとうございました。
短納期、PO多忙、リリース後に解散が見えているチームでスクラムを採用すべきか、という夜も眠れない問題。
開発チーム組成前に、作るべきレイアウトがPOとデザイナーで出来上がっていく。
加えて開発者の自己判断ではなくAI駆動開発が求められる。
そうした状況下で、スクラムよりも超特化型フィーチャーファクトリーでいくべきかと悩んでのテーマでした。
結果、私の視界が広がる学びの多い時間となりました。
アウトカムの定義はプロダクトやサービスだけではない。
そこにチームを加えても充分ではない。というのが今日の大きな学びでした。
AI駆動開発、それを使いこなしていくためにもスクラムを適用する。
チーム解散、それでも継続的にプロダクト成長できる状態を作っていく。
借り物の目的ではない、明日のやる気を頂きました。まだまだ試行錯誤を繰り返していけます。
ありがとうございました。

懇親会

はじめて渋谷アジャイルの懇親会に参加しました。
いろいろな方にご挨拶できて嬉しかったです。楽しかった。
おおひらさんが私の先日の登壇資料を読んだと伝えてくださったことが嬉しかったです。
今年に入ってのアウトプット。QaaSや渋谷アジャイルなど大きなインプットの機会を頂いてる方に読んで頂けることが嬉しい。
他にも業務支援としての働き方や、アウトカムを意識した日々の過ごし方など、コンテキストが違う方たちの話から自分の視野を広げることができました。

まとめ

今の私の悩みを持っていくことができて嬉しかったです。
そして想定よりずっと良い着地ができました。
改めて自分のエンジニアリングに目的を見出す事ができて嬉しかったです。
改めて対話、フィードバックができるコミュニティの豊かさを感じました。
明日からも試行錯誤を継続していけます。