幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

会社の中で使えるファシリテーションスキルを向上するための研究会 #2 に参加しました

会社の中で使えるファシリテーションスキルを向上するための研究会 #2 に参加しました。
イベントに参加することで得た学びを纏めます。

イベントの概要

昨今のシステム開発では、スクラム開発や学習する組織など従来のトップダウン経営ではなく組織力、チーム力を底上げすることで価値を生み出すという自律型組織という考え方が主流となっています。自律型組織を作るためには、メンバー間のコミュニケーションを通じて心理的安全の醸成や価値観の共有などが必須となっており、そのプロセスが非常に大事であると考えます。そのようなコミュニケーションが求められる中で、ファシリテーションというものに大きな可能性を感じています。

実際、ファシリテーションが使われる場面は多岐に渡ります。 スクラムイベント、チームイベント、ワークショップ、様々なふりかえり、などなど大小様々な場面でファシリテーションが必要とされます。

本イベントでは、参加者のファシリテーションスキルの向上、ファシリテーションスキルの重要性の認知向上を目的としたイベントを開催いたします。

特に本イベントでの注力テーマとしては、「言いたいことが言える場をどのようにして作るか、どうファシリテーションするか」ということをテーマにして、イベントの中で得た知見を現場で使える「普段使いのファシリテーション」が学べる場を目指していきたいと思っています。

イベント後に、同会場にて懇親会を開催します。参加者同士のネットワーキングの場として、是非、ご参加ください!!

引用:

kinto-technologies.connpass.com

イベント参加の背景

  • チームの推進のためにファシリテーションをもっとうまくなりたい。
  • 開発生産性カンファレンス以来、kintoテクノロジーズさんのことがずっと気になり続けている。
  • #1 の充実度が方々から聞こえ、自分も参加…!!

セッション

明るくて前向きなファシリテーションをしたい

www.docswell.com

メモ

ファシリテーションのステップアップ。
Lv.1 みんなの納得感
Lv.2 わくわく感、衝動

・Lv1.みんなの納得感
会議において納得感が重要。
声が大きい方が採用されがちだけど、皆の意見が採用されて統合された案が採用されるのが良い。
結果、個人の100%を越えた、120%の結果になる。

チームでの案に向けた解消法。
・回避
・競合的
・協調的

協調的をいかに引き出すかがファシリテーション
何を決めるかより、どう決めるかが重要。

議論の時点では何が正しいかは分からない。
なので、参加者の納得感の方が重要。

そのために事前準備をする。
1. 参加者に役割、期待値を伝える。
 会議に呼ばなくても呼ぶのような副次的な効果もある
2. 問いの設計を行う
 自由過ぎる問いは逆に答えづらい。
 ホップ、ステップ、ジャンプで質問をする。
3. 判断軸をあらかじめ考えておく。
 例:ペイオフマトリクス、意思決定マトリクス
4. ルールや規範を提示。
 発言しやすい場作り
5. 4までを事前に誰かと壁打ちする。

・Lv.2 わくわく感や衝動
ファシリテーターが率先となって体現をする。
明るく、前向き、元気に、楽しそうに。

学び

事前準備を意識できていなかったことに気付きました。
決まった時間内で、MTGでの目的に対するゴールを考えるのであれば、ルールや規範を軽んじるべきではないとも気付きました。
値オブジェクトを用意したり、静的解析ツールを用意したりと同じように、MTGにガードレールを引く重要性を学びました。

会社使いのファシリテーションの学び方

note.com

メモ

ファシリテーターは見られる存在。
見える化、見せる化が大事。

研修で受ける内容は知識。
実際のファシリテーションは、仕事上での関係性のうえでやる必要がある。
ファシリの自分もそれ以外の時の自分も同じ人間として見られている。
自分のキャラクターにあったできそうなものを学ぶのが良い。
最初に必要なのは、ふるまいを受け取る感度。そのためにデモを行う。

学び

ファシリテーターが会議が始まったら別人格として取り扱われるべきが無いという話が意識できていませんでした。
MTGは普段の業務の延長線上でしかなく、その時だけ別人の達人ファシリテーターにはなりえない。
逆に言うと、普段からメンバーの振る舞いに対する感度をあげていた方が良いという話とも解釈しました。
我々は突然ミーティングの場の召喚されたメンバーではなく、日常の延長線上でその場に臨んでいる。

OST

note.com

TechRAMENConference以来、その場を能動的に堪能しようと挑んでいます。
リモートでのファシリに悩んでいるよ、、、という付箋を貼りました。

1回目:リモートMTGでのみんなの納得感

学び

OSTコーラーでした。どきどきしました。
皆様ありがとうございました。
質問頂いて改めて気付くことがあったり、参加者の方の経験をお聞きすることで視野が広がることも多くありました。

特に印象に残ったのは、ファシリテータースクラムマスター一択になると、参加者が自分たちの場という意識が薄れるのでは、というお話でした。
そのうえで、恣意的になりえない規則に沿って司会進行を輪番制にすることで、参加者がオーナーシップを持てるイメージも持てました。

また、OST開始時のgaoryuさんのご説明から、改めてチェックインの重要性も感じました。
会議の目的や意図は伝えることはできていたけど、どうしたふるまいを期待しているかのお伝えができていなかったと気付きました。
それとともに、会議のふりかえりをすることで、目的に合わせた小さな改善を進めることができそう。

そして、そもそもその人数でのリモート会議は議論するのに適切な人数なのか?というのも発見でした。
オンライン飲み会でも何人までだと皆で盛り上がれるといった話もあり、そうした面でも場の設計の重要性を学びました。
調べると4〜5人ぐらいとのこと。意識できてなかった。

最後に、率直に「納得感持ててますか?」と聞くのはどうかという意見も重要と思いました。
うじうじしても相手に対する虚像が増長していくので、物理的な相手に対峙することが重要。
その会話から得た言語以外の情報も含めて、相手のことを学ぶ機会になりそう。

コンテキストは違うなか、似た課題感を持つ方たちとお話しできて嬉しかったです。
ありがとうございました。

2回目:やる気を上げるファシリテーション

チーム内でのやる気にグラデーションがある場合に求められるファシリテーションが気になり参加しました。

学び

ファシリテーション = 草の呼吸。
チームのやる気を押すのでも引くのでもなく醸成するという、ファシリテーターに対する高難易度な役割を改めて実感しました。
いかに相手の自己肯定感を高め、相手を肯定し、自分の手を通さず、チームのやる気を出していくか。
相手に目的を自分のものとし、それに向けたモチベーションをどう維持するかが重要であると理解しました。

また、やる気自体もどの程度を目指したいかというレベルを持っておくことの重要性も知りました。
やる気をあげ続けると燃え尽きるリスクもあるという話が自分のこととしても意識したいです。

参加された方のお話のし方がやる気を出させるお手本のようで学ぶところが多かったです。

懇親会

とても楽しかったです。ありがとうございました。
いろいろな方とお話しできたことができて嬉しかったです。
エンジニアコミュニティの豊かさを改めて実感しました。
SNS上で既に繋がっている方とオフラインでご挨拶させて頂くことができたのも嬉しかったです。
とうまさんに改めてTechRAMENConferenceの参加をお伝えできて嬉しかったです。

イベントからの学び

すべてのMTGでホームランを目指すのではなく、
必要なタイミングでホームランを目指すのが良いんじゃということも学びでした。
ただ、そのためにも、会議の目的と参加者に対する期待をお伝えすること、そのうえでミーティングの設計をすることが重要と実感しました。
また、参加者の納得感は、その場のミーティングだけでなく、それ以外の時間も含めて意識することも重要というイメージを持つことができました。
今後もチームがより納得感を持った業務にあたれるようファシリテーション意識していきます。
OST含め交流させて頂いた皆さまありがとうございました。多くの学びを持ち帰りました。