読書メモ。2025年44冊目。
『エンジニアニメ Anthology Tech Book 1st Season』を読んでの感想となります。(2025/6/15記載)
本の概要
「アニメから得た学びを執筆会」へようこそ。私たちは、アニメというエンターテイメントから技術者としての気づきや学びをみつけ、それを共有したいという思いで集まったエンジニアたちです。
本書では、各執筆者が心に響いたアニメ作品から得た技術的な洞察や、エンジニアとしての成長につながった気づきなどを自由な視点で綴っています。
「アニメと技術書」という一見すると意外な組み合わせかもしれません。しかし、優れた物語には、チーム開発の本質や技術者としての在り方、そして問題解決のヒントが数多く隠されていると私たちは信じています。
本書を通じて、あなたもアニメという新しい視点から、エンジニアとしての学びをみつけていただければ幸いです。お好みの章から、気軽にページをめくってみてください。
引用:
動機
-
エンジニアニメのイベントがずっと気になっている。
-
1つ前のシーズンからアニメ熱が復活してきて面白そうなアニメを知りたいと思っている。
-
今回の技術書典で本が出ることを知り楽しみにしていました!!
感想
アニメも仕事も、どちらも生活の一部。
アニメから受けた学びや刺激を仕事に転換するのは当たり前だし、仕事の課題やもやもやに対するヒントをアニメから受けることも充分あり得ると思っています。
そうした個人の営みをコミュニティという単位で共有できることの重要さを感じました。
特に学びの共有だけではなく、アニメの楽しみの共有もできることが魅力的だと思います。
こうした営みが、マンガや映画、小説とかでも起こっていくと面白そうだと思っています。
それにしても、自分自身がアニメを一番見たのは学生の頃でそれ以来は熱中するほどの距離感になったことが無かったのですが、
名作を見逃していた感があり、あれも観たいこれも観たい状態になっています。
本書からも多くの作品を積みました。
忘れたくないメモ
ソウルとロール
私は自分としても他者への関わり方としても、まずはソウルに向き合うことから始めるようになりました。
その上で、その人のロールはその人に合っているのか?をテーラリングすることで、なりたいその人に近づけることを意識できるようになっています。
メンバーとソウルとロールを切り分けて接することで、より丁寧にメンバーに向き合える気がしました。
『ホラクラシー』も読みたいです。
[新訳]HOLACRACY(ホラクラシー)――人と組織の創造性がめぐりだすチームデザインeijipress.co.jp
共通の目標に向かって進む
重要なのは、メンバーの価値観を可視化し、対話を通して相互理解を深めることです。
メンバーの多様性を認め、それぞれの価値観を尊重しながら、共通の目標に向かって進むことができるような仕組みを作りたいものです。
気づいたら個人の考え方に寄ってしまう時があります。
心にいつも持っていたい考え方です。
目指してる場所は同じ
これじゃ何一つ解決しないよね...。でも、ちゃんと話せばなんとかなるんじゃないかって私は思ってる。
だって目指してる場所は同じ(全国優勝)だから。ここで、部員満場一致で「全国優勝」を目標に設定したことが活きてきます。 共通の目標があるからこそ、困難な状況でも対話を続け、解決の糸口を探ろうという姿勢を示すことができます。
自分が仮にこうした返答が必要になった場合、どうしても個人の見解でモノを言ってしまいそうと反省しました。
それでは結局、誰かが考えたことに対してチームが動くことになってしまうため、共通の目標を原動力にすべきと学びました。
任されビリティの高い人
このような「丸投げ」がまかり通ると、どうにか乗り越えられたとしても、それは「結果よかった」と安易に片付けられがちです。
しかし、その裏では「いい感じにできるやつ」が過剰な責任を負わされている可能性があります。
筆者はこれを「任されビリティの高い人」と呼んでおり、この人によって暗黙的に組織は支えられる反面、組織内に再現性を担保することが難しくなってしまいます(が、ここでは取り扱いません)。
身に覚えがあり過ぎて刺さりました。
ウィル・ラーソン『ヒーローをやっつけ、頑張りすぎるをやめる』。
自分のこだわりを捨て、チーム全体の成果を最大化する
かなたは、大空遥を信じて頼ることができるようになりました。そして、自分が気持ちよく得点することをビーチバレーをする目的とするのをやめることができました。
エンジニアリングの世界でも、個人で成果を出そうとするあまり、チームの協力を軽視してしまうことがあります。コードの実装や問題解決をすべて自分でこなした方が早いと感じる場面もあるが、長期的に見れば、他のメンバーと協力し、知識を共有することがより大きな成果につながることもあります。
チーム開発では、個人の得意分野に固執するのではなく、他のメンバーの強みを活かし、補い合うことが重要です。比喜かなたが大空遥と協力し、新しい戦術を取り入れました。エンジニアもまた、自分のこだわりを捨て、チーム全体の成果を最大化する視点をもつことが求められるでしょう。
刺さりまくる内容でした。
どうやってそうした気持ちに切り替えることができたのかアニメを観たいと思いました。
気になるアニメメモ
積みます。