渋谷アジャイル@スタートアップ#10に参加しました。

イベントの概要
渋谷アジャイルは、スタートアップでアジャイルを試行錯誤している人たちが各々の関心を持ち寄り対話・議論する実践型のコミュニティです(参考ブログ記事)。毎月第2水曜日を基準にミートアップを開催しています。
会はOST(全員参加型コンテンツ: 後述)を軸に進行しており、スタートアップのリアルな現場からアジャイルコミュニティを盛り上げることを目指しています。
スタートアップは不確実なものを取り扱う性質上、アジャイルとの親和性は高いと考えられます。しかし現実には、チームや会社、事業の状況が目まぐるしく変わるスタートアップならではの悩みも多く見られます。
チームが拡大しているが、カウボーイ開発からチーム開発に切り替えられていない
チームがアジャイルを学んでおらず、開発プロセスがないことをアジャイルと呼称している
学んできたプラクティスを、チームの状況を考慮せずにそのまま適用してしまっている
社内のステークホルダーと健全な対話ができておらず、PMや営業との対立構造に陥ってしまっている
渋谷アジャイルは、スタートアップに身を置く参加者それぞれが抱えるそんな課題や悩みにフォーカスを当てていきます。
引用:
イベント参加の背景
- 昨年のJaSST'24 Tokaiでのおおひらさんのコミュニティ紹介から気になっていた。
- アジャイル開発を行っているつもりだが自分の見える領域を抜けられていない。
- OSTに恐れて参加できていなかったものの、先日のふりかえりカンファレンスで克服できた気がして参加!!
会場スポンサーセッション
会場提供movさん。
・口コミコム
・インバウンド支援
オープニングセッション
- なぜイノベーションは起こらないのか
なぜイノベーションは起こらないのかwww.maruzenjunkudo.co.jp
■メモ
プロダクトディスカバリーにおける常識を覆す本。
バリュープロポジション役に立たない、プロダクトに求められる価値観は考えない方が良い、などなど。
例:マッドパイのミーム
働きつかれた女性が帰宅すると愛娘に泥団子をプレゼントされ涙する。
ここから分かることは、ペルソナの分析はプロダクト価値に影響がない。
プロダクトの価値は人の属性よりも状況によってもたらされる。
not not 。
ユーザーが欲しいと思うものを探すのではなく、ユーザーが失いたくないものを探す。
■感想
not not、はじめて知りました。
欲しいものより、失いたくないものの方が数が少なそう。
欲しいもので想定するより、失いたくないものを想定する方が同調できるのかなど気になりました。
とても興味深かったです。本購入です。
OSTメモ
- 開発メンバー入れてのデリバリーについて教えて!
まさに今の自分が直面している問いでもあったので、「教えてほしい側」としての参加でした。
多く学ぶことがありました。
・エンジニアが主体性持てる領域から攻めるのが吉。
・ゴムユーザーを自覚する。
実例マッピングがトピックスに上がっていましたが、エンジニアが効果を直接的に実感でき、持続可能な取り組みが良いと時間しました。
また、そうした取り組みに寄せられるように事業側の情報に接するアプローチもできればと思いました。
POの営業活動に同席させてもらうとかお願いしたい。
何より、エンジニアがプロダクト開発にオーナーシップ持てる状況を作っていきたいと改めて思いました。 - 新しいプロダクトの品質について
プロダクト品質はコンテキストによって見え方が違うことを改めて実感しました。
特に、レイアウト面での障害が数分本番環境で続いたことに対して、人によって意見が違うことが興味深かったです。
誰が使うプロダクトなのか、どうした目的を持つプロダクトなのかと、それがどういった障害なのかという掛け算で、救うべきだったかそうではなかったかが分かれる印象を持ちました。
特にスピード感を求められるプロダクト開発では、適切なテストの濃度を随時検討する必要があると思いました。
そのうえで、AI駆動開発のように早ければ早いほどソースコードに対してオーナーシップが持てなくなる、という文脈もあり、プロダクト品質をどう実現していくかは今後より複雑なものになっていく印象も受けました。
まとめ
はじめての渋谷アジャイル参加でしたがとても充実した時間となりました。
自分とは違うコンテキストでアジャイル開発に取り組む方たちとのコミュニケーションは大きな刺激と学びがありました。
OSTという双方向の取り組みが、相手の言葉から自分と異なるコンテキストを理解するための取り組みとして、とても効果的だと実感しました。
2時間があっという間でした。貴重な体験ありがとうございました。また参加したいです。