幡ヶ谷亭直吉ブログ

娘のここねと格闘するエンジニア。

『技術書をかこう!』『技術同人誌を書こう!』を読んで ~ 技術書を書き始めるために

読書メモ。2025年27、28冊目。
『技術書をかこう!』『技術同人誌を書こう!』を読んでの感想となります。(2025/4/5記載)

本の概要

  • 技術書を書こう!

    技術書の作り方を知りたい方へ

    技術書をかこう!~はじめてのRe:VIEW~ 第3版(B5相当で108p)は、より読みやすく、最新のRe:VIEW 5.8.0に対応しました。
    技術書の制作フローだけではなく企画や頒布にも触れているほか、2023年11月現在の最新の制作環境へアップデートを行いました。
    TechBoosterがどういうふうに技術書をつくっているか解説するとともにエンジニアらしい執筆環境を整えます。「書きたい」を形にできる解説書です。

    引用:

    techbookfest.org

  • 技術同人誌を書こう!

    技術同人誌を書いてみませんか?アウトプットの一つの形としての技術同人誌、でもハードル高そう?そんなことはありません。
    技術同人誌を書くにあたって知っておくとよいことを、40ページにぎゅっとまとめました。

    本を作る意義、本の作り方、印刷のやり方、イベント参加の準備など。

    techbookfest.org

動機

  • 6月の技術書典に向けた内容のイメージは固まってきたものの具体的な行動がこれから。
  • 4月を迎えてびくびくしはじめている。
  • 文章以外に必要なことを抑えたい。

感想

5月31日(土)から6月15日(日)に開催されるオンラインイベント技術書典に参加します。

hiliteeternal.hatenablog.com


それに合わせて、今回勉強のため当2冊を読みました。

まずは技術書典さんのYoutubeで紹介されていた『技術書を書こう!』から。
今回私は一人での執筆ですが、チームでの執筆に対するイメージができ興味深かったです。
プロダクト開発と同じようなアプローチで執筆できるのが面白そうです。
ただ、docker等使い慣れていないため、環境構築に少してこずりそう。

親方Projectさんの『技術同人誌を書こう』は今回2度目でした。
当時は技術同人誌文化にすこし憧れは感じつつも、どこか他人事でいたものの、まさかこんなに早く自分が出典を予定する日が来るとは。
また、今回この本を読んでWordで行こうと決めました。
kindleにて技術の泉シリーズのものもゲットしたので、参照しつつ執筆続けられたらと考えています。

nextpublishing.jp


今のいままで無計画のままで頭の中でだけで構想を進めていましたが、ねこのしっぽさんにお願いして間に合う形で進められたらと考えています。
5/13(火)には絶対に間に合わせる。

www.shippo.co.jp


そのためにも、ひとまず4/18目途にざっと書き上げて、表紙デザインも考える。
初めてのことづくしでドキドキしますが、そろそろ始めます。

忘れたくないメモ

  • 技術書をかこう!

    ■技術書を執筆する意味
    第1に何かをまとめて発信するという行為はとてもエキサイティングな体験。
    今までの経験を復習し、言語化して表現することでの体系的な理解。
    執筆した自分自身がもっとも利益を享受できる。
    第2に技術を軸に集まった共同執筆の面白さ。
    同じ技術が好きな仲間と書くならなおさら。
    自分たちがよいと感じる技術を普及する手段として技術書は有効に機能する。
    第3にコミュニケーションの手段。
    まとめた技術書は誰かの課題を解決する銀の弾丸。好きな技術のフォロワーを増やす絶好のチャンス。

    ■レビュー指摘反映
    重要な点としてレビュー指摘をどう反映するかは著者の裁量。
    執筆の段階では納得のいく指摘のみ取り込んで欲しい。
    レビューをすべて取り込むことがよいことではない。
    多くの観点をケアしようとするあまり冗長になるのは、大きなデメリット。
    わかりやすい文章がすべてをカバーしていることは稀で、何を書かないかの選択も重要。

    ■文章のわかりやすさ
    技術書に顕著な評価軸として文章のわかりやすさがある。
    ひとつの文章にたくさんの主張を入れると読む人は混乱する。
    読みやすさを考えてシンプルな構成を選ぶ。
    書籍のなかに、おおむね3行を超える文章があったら2つ以上の文章に分割する。主語と述語(動詞)の距離を短く保つ。

    ■段落(パタグラフ)
    段落(パタグラフ)の長さはトレンドがあり、近年は5~10行程度で1段落とする程度の短さが増えている。

  • 技術同人誌を書こう

    ■技術同人誌の魅力
    技術同人誌は、自分の知識や経験を他の人と共有できる。
    商業出版では採用されにくいニッチなテーマでも、興味を持つ人たちを助けることができる。
    執筆を通じて自らの知識を整理し、深めるきっかけにもなる。
    さらに、読者や他の作者との交流により、新たな発見や技術的なフィードバックを直接得られる。

    ■テーマの選定
    技術同人誌の執重において、テーマの選定は最初の重要なステップ。
    テーマが明確であれば、読者の興味を引くような構成を作りやすくなる。
    自分が知識をもとに読者のニーズや興味に合ったテーマを設定することで、欲しい人に届き喜ばれる技術同人誌を作ることができる。

    ■目次
    目次は全体の構成や流れをガイドする地図や屋台骨。
    目次に沿って執筆を進めることで、統一感とストーリーのある読みやすい本を作ることができる。
    但し、必ずしも目次通りの順番で書く必要はなく、書きやすい部分から書き進めると効率的。
    興味や知識の深い部分から書くことで執筆のリズムがつかめ、途中で行き詰まることが少なくなる。

    ■構造のねじれた文
    文章を書く際は、簡潔さを心がける。
    構造のねじれた文は、詳しい説明をするときに増えがち。

    複数の読点を含む文章で、主語と述語が直接つながらない文になることも多く、理解に時間がかかったり説明があいまいになることが多い。
    読点が増えたりエディタの折り返しの範囲を超えるようなときには、二つの文に分解するとよい。

    ■明確な構造
    明確な構造を持たせることも大切。
    各章や節には見出しを設け、内容を段階的に展開することで、読者はどの部分で何を学んでいるのかを把握しやすくなる。
    リストや箇条書きを活用することで、情報が整理され視覚的にも理解しやすくなる。

    ■最初の本
    最初の本は「使い慣れたツールで」最低限の組版を行うようにすることをお勧め。

    ■サイズ
    読み物系の本ならばA5でコンパクトに作ると手に取りやすい。
    図やコードでの説明が多い場合は説明スペースを取りやすいB5がおすすめ。

その他

今回技術書典さんのToutubeも何度も参考にしています。ありがたい。。

www.youtube.com

www.youtube.com